ダブルドラゴン

元祖、格闘アクションのスタンダード

ダブルドラゴンは、テクノスジャパンから発売されたベルトスクロールタイプのアクションゲーム。
3つのボタンが、パンチ、キック、ジャンプとなっていますが、敵が右側にいるか左側にいるかで繰り出される技が違っていて、少しクセがあります。
敵に攻撃が当たったときの音やエフェクトが気持ちよく、当時大ヒットしました。
後にカプコンのファイナルファイトが登場するまで、このタイプのゲームはみんな「ダブルドラゴンタイプ」と言われていたほどです。
2人同時プレイが当時めちゃくちゃ楽しかった記憶があります。

80年代の世紀末的な世界観

ダブルドラゴンのキャラクターや背景は、当時大ヒットしていた映画「マッドマックス」のようであり、漫画「北斗の拳」のようでもあり、荒廃した世紀末な感じを醸し出しています。
当時、ノストラダムスの予言とか、最終核戦争とか、景気の良い時代にも、どこか漠然とした未来に不安を感じていたのを覚えています。
ドットで描かれたダブルドラゴンの味のある世界で、そういった雰囲気を楽しんでいただければと思います。

2人でガチャガチャと楽しめる

2人同時プレイというのは、今ではスタンダードですが、当時は数少ないものでした。
仲間といっしょに、ただレバーをガチャガチャ動かしてボタンを連打しているだけでも楽しいです。
80年代の学校帰りのような感覚をふたたび味わってみてはいかがでしょうか。

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